11月3日(火)にFFL ApexLegends Tournamentsが開幕しました。この大会は11月~1月の3ヶ月間、毎週火曜日21時に開催されるApexLegendsの競技シーンにおけるプロチーム招待制の大会です。
今回は開幕戦の模様をレビューしていきます。
詳細はコチラ↓

白熱の開幕戦!!
概要:DAY1
使用マップ:ワールズエッジ
ゲーム数:3試合
結果レビュー

結果としては、JUPITER VEGAとREJECTが39ptの同ポイントで並びましたが、FFLルールによりキル数の多い方が勝利となるためJUPITER VEGAの優勝となりました!また、3位には35pt獲得で韓国のOPGG Sportsが入っています。
入賞した3チームは3試合通して安定した戦績を出しており、キルへの貪欲さや各ラウンド毎の円の的確な予測による立ち回り方で他のチームを圧倒出来ていました。
解説の渋谷ハルさんも視聴者も気になっていた韓国のT1ですがアグレッシブにキルを取りに行く為に外を回って中に入るムーブ行っていましたが、射線管理にミスがあったのか惜しくも5位という結果に終わりました。
本大会は毎週3試合行っていく大会となっており、今回は上記のような結果になりました。ただ、ApexLegendsのようなバトロワゲームはリングや物資・マップの広さ等からくるランダム要素が多いことが特徴です。
運だけではもちろん勝てず、立ち回り・連携・打ち合いキャラコン等実力が大いに反映されまずがランダム要素と相まって実力が拮抗しているチーム同士では、本来は短期リーグで実力を図りづらいジャンルになります。
そのため、今回のような長期でみることができる大会はバトロワには最もよく合っている形式であると個人的には思っていますので、毎週火曜日が非常に楽しみになった初戦を終えた感想です!
データから見るFFL APEX
日本・韓国の最強が集う大会では各チームとも鉄板構成に固まるのではなく、比較的バラバラのレジェンド構成を採用しています。

20チームは8種類のレジェンド構成を採用していますが、やはり人気は“レヴナント”。10チームが採用しています。アルティメットのデストーテムを使って「火力が高く・リスクは低い」というメリットを活かしきれるか、相対するチームは返り討ちにできるかが勝負の分かれ目です。

本大会はApexLegendsのシーズン6の環境における最後の大会となりました。
DAY2ではシーズン7における初めての大会になるため、シーズンが変わるとレジェンドや武器の調整等が行われる為各チームどんなレジェンド構成・戦術で大会に臨んでくるのかが注目になります。
総評 | 公式以上に完成に近い大会
現在Apexの公式大会ALGSの配信は日本ではMildom、ヨーロッパ・北米大会はApex公式がYouTube/Twitchでそれぞれ担当して大会配信と運営を行っています。
公式大会に対して、本大会『FFL ApexLegends Tournaments』はFennel Gamingを運営する株式会社Fennelが主催している大会です。個人的にはFennelについては詳しくはなかったので大会の完成度が非常に気になっていましたが、配信前~配信開始時に大会の完成度に大きな驚きを感じさせられました。
率直に言うと公式大会でもやれていない「運営の良い面」が際立っていたからです。どちらが良い・悪いというのはそれぞれの事情があるので難しい面もありますが、どちらも良くなっていってほしいなと願っています。
雑多ではありますが、今回FFL ApexLegends Tournamentsを観戦し運営面で「良かったと思う点」「もうひと改善欲しい点」を勝手ながら挙げたいと思います。
※あくまでも個人的な意見です。
良かった点
● Twitterを上手に使った告知
● 出演者のインフルエンサー度
● バトロワを理解した分かりやすい配信画面
● 観戦のカメラワーク
● ゲーム間のテンポの良さ
● 選手インタビュー

ずっとあると邪魔だが要所で出てくる分には分かりやすいオーバーレイ
もうひと改善欲しい点
● 観戦画面のラグ・カクツキ
● 戦績結果表をゲーム間に出す
● 試合中、定期的に残チーム名を表示
※観戦画面のラグ・カクツキについては難しい問題であると認識しています。
色々なeスポーツの観戦配信を見てきた上での個人的な意見になりますが、非常にクオリティの高い運営をされているので驚いているのが率直な意見です!
これから3ヶ月間毎週観戦できると思うと楽しみで仕方ないですね。
当サイト『よんすぽ!』では毎週観戦のレビューを掲載していく予定になっていますので、皆さんも一緒にApex観戦を楽しみましょう!