【大会結果】ALGS サマーサーキット プレイオフ【Apex】

ApexLegends

こんにちは、『よんすぽ!』のYOSHIです

『よんすぽ!』ではeスポーツの情報発信を中心に行っています。
今盛り上がっているeスポーツについて皆んなでわいわい楽しもうというサイトです。

僕は誰かというとeスポーツ、特にFPSのeスポーツ観戦が好きなファンです。ただ、FPSもeスポーツも10年以上続けていますのでそんな人だから言えるお話を意識して記事にしています。
国内や海外のeスポーツについて興味がある方は是非見ていってください!

さて今回は皆んな大好きエーペックスレジェンズのeスポーツ大会『ALGS』の夏大会決勝の『サマーサーキット プレイオフ』が世界4つの地域に分かれて9月12日,13日で開催されましたので、観戦レポートをしていきます!

大会レポの前にサマーサーキットの概要を簡単におさらいしておきましょう!

○予選:6月~8月
○予選形式:Week1~4、LCQ(最終予選)の計5回を戦い各地域の上位20チームがプレイオフへ進出
○地域:4つの地域でオンライン形式
 APAC North = 日本、韓国
 APAC South = 東南アジア、オセアニア
 Americas = 北アメリカ、南アメリカ
 EMEA = ヨーロッパ、中東、アフリカ

※エーペックスレジェンズのeスポーツ大会については下記も参照↓

ということで、各4つの地域の3ヶ月にも及ぶ予選をしのぎを削って勝ち上がった20チームによる夏の王者を決める大会が『サマーサーキット プレイオフ』となります。

今回の大会の注目ポイントとしては”マッチ形式”が挙げられます。今回のプレイオフのマッチ形式は『マッチポイントルール』という形式となっています。各ラウンドで「順位ポイント+キルポイント」を貯めてまず”50ポイント”を目指します。50ポイントに到達したチームの中から最初にラウンド1位のチャンピオンを獲得したチームが大会の優勝となります。なぜこれが注目なのかというと、終わりがいつになるかわからないからです。
エーペックスレジェンズにおいては2019年9月に行われた初めての世界大会『Preseason Invitational』以来となり、この大会ではマッチポイントを迎えたチームがなかなかチャンピオンを獲ることができず最終的には6時間かけて11ラウンド目でチャンピオンを獲得した”Team SoloMid”が優勝を果たしました。11ラウンド終了時には半分以上のチームが50ポイントを獲得した状態だったので、いつどのチームが優勝してもおかしくない状況が7ラウンド目あたりから繰り広げられていたのでプレイしている側も観ている側も終盤のドキドキがたまらないという状況でした。
この大会でもこういったドキドキハラハラとした戦いが繰り広げられるだろうと僕は期待をして観戦を楽しみました。

それでは各地域の大会結果を見ていきましょう!

APAC North(日本、韓国)

日本16チーム、韓国4チームがプレイオフに進出し熱い戦いが行われました。
結果はこのようになっています。

見事にAPAC Northを制したのは”Black Bird Ventus(BBV)“でした!!いや~熱い戦いでしたねー!
レジェンドの構成は[レイス・パスファインダー・レヴナント]。
試合は合計7ラウンド目で決着がつきましたが、序盤は下馬評通りの試合展開だったかと感じました。1ラウンド目でチャンピオンを獲得した”T1″が3ラウンド終了時点で50ポイントを越えマッチポイントの状態に!続く4~5ラウンド目も狙ったかのようにT1のランドマーク付近に円が寄ってくれるという幸運があったものの勝ちきれず。対する優勝したBBVは7ラウンド中6位以上が6回と非常に安定した立ち回りを見せていました。特に最終ラウンドの残り3部隊となった段階で3人中2人がダウン状態になるも、敵が寄ってこない隙きをついて2人共蘇生を成功し結果として最終円では体制が万全の状態で戦う事ができ、見事チャンピオンとプレーオフの優勝を飾ることになりました。

POINT!!『マッチポイントルールの難しさ』

APAC Northの戦いではやはり”マッチポイントルール”が良くも悪くも働いたのではないかなと感じました。特に実力のあるT1が早々とマッチポイントまで到達した後はラウンド4~5はいいアンチに恵まれましたがチャンピオンを取り切れずその後もキル数が奮っていません。恐らく、チャンピオンを確実に獲るために戦闘を極力しないように、生き残るように立ち回った結果が逆にチャンピオンを遠ざけてしまったのかもしれません。この”マッチポイントルール”下では「キル数を稼いで上位に残るスタイル」と「生き残ってチャンピオンを獲るスタイル」の両方を兼ね備える必要があることがよく分かる大会になりました。優勝したBBVはキル数自体はTOP7の中で一番少ない28キルでしたので、生き残って上位に入る為の立ち回り(ポジショニング)が非常に上手いチームだったと言えるでしょう。

Americas(北アメリカ、南アメリカ)

eスポーツ大国のアメリカが入るアメリカ大陸地域大会であり、出場した選手60名中44名がアメリカ人という戦いになりました。
結果はこのようになっています。

TSMをはじめComplexityやNRG等のアメリカを代表するeスポーツチームが参加した大会でしたが、並み居る強豪を押しのけて優勝したのは”Counter Logic Gaming(CLG)“でした!
レジェンドの構成は[レイス・ワットソン・クリプト]です。
個人的には前回注目チームとして挙げさせて頂いたTSMの動向を応援しつつという大会だったのですが、序盤から終盤にかけてCLGとComplexityがポイント、そしてチャンピオンを争うという大会であったという流れでした。CLGはチームとしての結成は浅く、8月にこの3名でCLGとしての活動を開始したチームでしたが直後のサマーサーキット予選Week4で優勝しプレイオフの出場権を掴み、その後の”GLL Community Cup”では3連覇を果たしいい流れのまま出場した今回のプレイオフに挑むことができていました。

POINT!!『決めてはポジショニング』

アンチ際で戦っている印象は強かったんですが、そこでの打ち合いで勝っていた事が大きかったと感じています。しかし、Complexityと争っていたマッチポイント取得後のチャンピオン争いでは特に最終第7ラウンドはチャンピオンを獲るための”ポジショニング”と”最後の詰め”ピカイチでした。終盤で高台をとれたことが大きく影響し、他のチームが戦っているところを横から叩くことに成功し勢いをつけて最後も勝ちきった見事な勝ち方を見せてくれました。
どんな戦いだったかは語るより是非皆さんにも観ていただきたいので、ImMadness選手の大会動画をぜひ!(最後の優勝シーンは必見です!)↓

We WON ALGS Summer Circuit $150,000 Playoffs! – CLG ImMadness

EMEA(ヨーロッパ、中東、アフリカ)

続いてEMEAですが、こちらは予選Week1では最多の236チーム32カ国の選手が参加するという大きなマーケットの大会になっています。予選~決勝を通して最多出場国は”ロシア”という大会です。日本ではTSMやNRG等のアメリカのチーム情報を目にすることはあっても、ヨーロッパ側の情報を目にする方は少ないと思いますのでこの機会にEMEAも是非チェックに入れてくださいね!
それでは気になる結果はこのようになっています。

のべ236チームの頂点に立ったのは”GnaskeStrafeDel(GSD)”でした!
レジェンドの構成は[レイス・ワットソン・パスファインダー]です。
EMEAのプレイオフでは他の地域よりもラウンド数が少なく5ラウンドで決着がつくというスピーディーな展開でした。そのため優勝が決まる5ラウンド目の時点でマッチポイントに到達していたのは優勝したGSDでした。この大会でGSDは[1位2回、2位1回、3位1回、12位1回]と結果を見てみれば圧勝だったと言えるでしょう。特に最終第5ラウンドではランドマークは[フラグメントイースト]でしたがすぐに最終アンチを予測し、[試練]まで一直線で向かっていました。結果はドンピシャで最終アンチが[試練]になり、最高のポジショニングを得ていたGSDが優勝を掴み取るという戦いになりました。やはりマッチポイント取得後は特にアンチの予測による立ち回り・ポジショニングがいかに大事なのかがわかるようなラウンドでした!
リーダーのGnaske選手の大会動画から是非!優勝後に家族と喜び合うシーンは微笑ましいですね!↓

HOW WE WON THE ALGS SUMMER CIRCUIT PLAYOFFS w/ GSD | Gnaske_Lone

POINT!!『ヨーロッパ最強チームの解散』

EMEAでのPOINTは戦い方では無く優勝したGnaskeStrafeDelについて着目します。馴染みの無いチーム名ですが、それもそのはずでメンバーの”Gnaske“”MaxStrafe“”SirDel“というゲームIDを組み合わせたチーム名になっています。つまり、プロチームではなくいわゆる”アマチュアチーム”です。アマチュアチームとして2020年2月に結成して以降3人で戦ってきましたが、実はメンバーのMaxStrafeはこの大会を最後に脱退してヨーロッパの有名チームの『Natus Vincere(通称:NaVi)』への加入が決まっていました。3人で戦う最後の戦いで優勝しそして、ヨーロッパのメジャー大会で唯一の3冠を獲得したチームとなりました。惜しいとは思いますが全員実力者ですからこれからの3人の活躍に期待ですす!

APAC South(東南アジア、オセアニア)

最後はAPAC Southですが、正直言うと失礼ながら今までノーマークだったのですがオーストラリアではなくタイが最多出場国であることが以外でした。個人的には知っているチームは少なかったので2週前に開催された”RAGE ASIA 2020″にも出場し5位と健闘していた中国の”Invictus Gaming”に注目しての観戦となりました。
それでは結果を見ていきましょう!

優勝したのはタイの”LYNX TH”でした!メンバーに”SaiyajinGOD”という選手がいて一瞬日本人なのかと思いましたw
レジェンドの構成は[レイス・ブラッド・ハウンド・ジブラルタル]でした。
結論からいうと非常にアグレッシブで面白い大会だったと感じさせられました。最後はラウンド6での戦いでしたがマッチポイント取得チームは3チームいた状態ですが、LYNX THのスタートはフラグメントイーストに降りその後の序盤はチャンピオンを取ればいいというチームではないかのような積極的なキルムーブでしたw ただ終盤まで見ていれば序盤に取ったキルは大きな財産となっていて中盤には予測した最終アンチのいいポジションに入ることができており、そこまでのキルで獲得した潤沢な物資やアーマーを保有した状態を作る事ができていました。中盤以降に関しても、ポジション取りが良かったため周囲の敵チームへ有利な射線を通す事ができキルを重ね、最後のチャンピオン獲得時に終わってみれば20キルというとんでもない勝利の仕方をしていました!他のチームも序盤~中盤でも守りに入ること無く積極的にポイントを稼ごうと戦闘が多発していたことも面白くなった要因でしたね。

POINT!!『APAC eSports!?』

優勝したLYNX THですが夏のAPAC Northでのほとんどの大会で上位4位以内に入るという強豪チームです。APAC Southについての予備知識はあまりなかったので、別ゲームのCoDではオーストラリアがAPACの強豪なのでそのイメージだったんですが蓋を開けてみると大会の4位以内はタイ2チーム、中国2チームで5位にようやくオーストラリアの”EXO”が入る展開でした。中国はeスポーツ大国なので上位に入ることは予想していましたが、まさかタイでApexが流行っていて強豪チームが存在するなんて想像もしていませんでした。世界のeスポーツ大国は韓国・中国・アメリカと言われていて、日本もまだまだ後進国に入りますがここ数年伸びてきているところです。FPSのジャンルではアメリカやヨーロッパに強豪チームがいてAPACのチームはまだその域に達しないと言われることも多いのですが、ApexLegendsのeスポーツを見ているとAPACは世界でも通用するんじゃないかと思わされるような戦いが繰り広げられているのでこれからがもっと楽しみになってきますね!

総評:4つの地域に分かれていることは面白い!!

さて、ALGSサマーサーキットプレイオフをレビューしていきましたが個人的にはこの大会を通してよりApexLegendsのことが好きになりました。それは各地域ごとに戦い方の特性に違いがあって、地域で分ける面白さが際立ったからです。特にレジェンドの構成に大きな違いがありました。日本がいるAPAC Northではほとんどのチームが”レヴナント”を入れており、デストーテムを活用した”攻め主体”の戦い方でした。それにより、ポジション争いの戦闘が発生しやすく見ていてワクワクしましたね。AmericasとEMEAは逆にレブナントはかなり少数派でシーズン4までと同様に”ワットソン”を構成に入れて建物・ポジションのキープ争いがあり、1手先2手先を見据えて戦うような戦略ゲームに面白さを感じました。APAC Northにはワットソンは確かいなかったですよね。最後のAPAC Southではその両方をミックスしたかのような構成が見えました。ただどのチームもシーズン6から強化されたクリプト、ブラッドハウンドを構成に加え、索敵し敵に位置をつかんで攻撃をしかけるという戦い方に変わっていっていました。特にマッチポイント取得後のチャンピオンを獲るための立ち回りでは、いいポジションの確保が重要であるためビーコンを使えるレジェンドが必須という印象でもありました。
このように共通点もありながらも、各地域毎での明確な戦術の違いを観ていると「飽きないし楽しい!」の一言なんですが、改めて各地域が一堂に会するオフライン世界大会が早くみたいなーと感じさせられる大会でもありました。

このようにApexLegendsの大会では日本のAPAC North地域の大会だけを観るのも良しですが、少し外にも目を向けてみると新しい発見もあってApexをより楽しめるようになるかと僕個人は思っています。この記事を観て少しでも他の地域やApexの大会について興味を持ってもらえたら幸いです!

では次の大会は10月3日に開幕する『ALGS オータム サーキット』にてまた!!

タイトルとURLをコピーしました